>>145
(>>176の続き)
|a|>1に注意する。
(1)、a>1のとき。最小値Mは
M=f(α)=-√(1-cos^2α)/(a+cosα)=-1/√(a^2-1)。
ここで、f(α)=sinα/(a+cosα) はf(x)の最小値。
また、a+cosα>0 から、-1≦sinα<0。よって、-π<α<0。
�@から cosα<0 だから π<α<(3/2)π、従って sinα=-√(1-(1/a)^2) …�C。
�@、�A、�Cから、L_1=-1/√(a^2-1)。 �@、�B、�Cから、L_2=-1/√(a^2-1)。 故に、L_1=L_2。
(2)、a<-1のとき。a<0に注意して同様に最小値Mを求めると、
M=f(α)=-1/√(a^2-1)。
ここで、f(α)=sinα/(a+cosα) はf(x)の最小値。
また、a+cosα<0 から、0<sinα≦1。よって、0<α≦π。
�@から cosα>0 だから、0<α<(1/2)π、従って sinα=√(1-(1/a)^2) …�C'。
a<0に注意すると、�@、�A、�C'から、L_1=-1/√(a^2-1)、
また、�@、�B、�C'から、L_2=-1/√(a^2-1)。故に、L_1=L_2。
(1)、(2)から、f(α)=M、L_1=L_2 は両立する。
従って、f(x)=M なるとき、点P(a、0)を通る直線lは単位円Cに接する。
([1]の証明終)

今、A={x∈R|f(x)=M} とする。
[2]、点P(a、0)を通る直線lが円Cに接するとき、f(x)は最小値Mを取ることを示す。
一方、lがCに接するとき、関数f(x)が最小値Mを取らなかったとすると、
如何なるα'∈Aを取ろうとも、f(α')=M、L_1=L_2 は両立しない。
然るに、任意のα'∈Aはf'(α')=0を満たすから、
[1]と同様に考えると、f(α')=M、L_1=L_2 は両立する。
従って、矛盾が生じる。故に、lがCに接するとき、関数f(x)は最小値Mを取る。

[1]、[2]から、|点P(a、0)を通る直線が円Cに接するときに限り、関数f(x)の値は最小になる。
実数aは任意だったから、aを条件|a|>1の下で走らせればよい。