一つ分といくつ分を文章題から読み取るのは掛け算を習う第一歩として大切。
だけど、それが一つ分×いくつ分の順序でなければならないかということは別問題。
そういう教え方も成立するし、そうしないやり方もある。要はカリキュラム全体の組み立て方。

一つ分といくつ分で掛け算を考えることには限界もある。小数の掛け算(や割り算)で問題が起きがち。
それが同数累加的な掛け算の限界。1.23個なんて直感的じゃない。倍概念で考えても分かりにくい。
みたいな感じかなあ。教えるのも苦労するから、教える側同士でも教え方で真剣に揉めるよね。

教え方のある部分だけ取り上げて、これは変だ、あれは分かりにくいと言われても困るしなあ。
逆に細かいことを取り出して、それがそれだけで大丈夫だと言い張りだしても困ることになる。

ところで、記号での計算を習って、□×△と書けることをよく分かってくれたらスムーズに行くこともある。
□や△には、自然数だけじゃなく、小数(さらには分数)でもいいと受け入れてくれたらだけど。
聞いてるのは大勢だから、個人に応じた教え方は無理。八割が納得するやり方があればなあ。