掛算順序固定派も考え方は一つではないし、ちゃんとした人もいる。自由派も各人各様でクズもいる。
自由派ながら固定派を弁護してみる。嘘は一切ない。こういうことを考えて、自由派なわけんだ。

まず、掛算入門時には全国どこの小学校でも教え方は統一、現行の(一つ分)×(幾つ分)でいい。
変える必然性はないからね。逆の方がいいと言いだすなら、それこそ掛算順序固定になってしまう。
理由は、習った子同士で勉強するとき困るから。習ったばかりで5×3と3×5が同じなんて分からない。

アレイ図、九九、交換法則と2年生後半で怒涛のように進む。ここで順序固定を解除して欲しいとは思う。
でも文章題ではまだ固定、というのは限定的にはあり得る選択肢だ。可換の解とは別問題な面がある。
文章から状況をイメージして掛算の式へ持って行くわけだけど、脳内イメージからぱっと式は書けない。

できる子もいる、は却下。必ずしもできないなら、そこは考慮すべき。できないこ基準も駄目だけど。
できる子に対してはフォーマット上の約束になってはしまうんだけど、そう割り切るんならそれでもいい。
家庭教師じゃなく、マス教育の教師だからね。文章→イメージ→式がスムーズになるまで待つのも可。

可であって「すべき」ではない。どういうプランなのかという問題。そのプランに掛算順序解除は必要。
小学校ではずっと固定では困る。誰でも慣れたら順序ごときで迷わないから、明示的に順序固定は解除。
それが3年生なのか、4年生なのかは小学校ごとの問題だろうと思う。嫌なことだがレベル差あるからね。

割算は掛算と不可分な関係にある。自分自身の経験では等分除・包含除って見分けがつかない。
だけど、その分類で得手不得手があるのも事実。掛算順序自由と分かっても、偏りは必ず生じる。
だから掛算順序を維持するのは、割算に慣れるまでというのも一理ある。固定までは不要だと思うけど。

ただ、テストでは掛算入門時から一貫して順序で正誤を分けないで欲しい。説明させないで欲しい。
片方にだけ説明させると萎縮するんだよ、間違ったから叱られると思って。それに習い立てで説明は無理。
それに正誤の説明を維持できない。だってアレイ図見れば分かる。九九にもバンバン出てくる。

だから、テストだけでいい。順序抜きにして欲しい。