>>576
A^3=EからAは逆行列を持ち A^2=A^(-1) が成り立つ。
ケーリーハミルトンから A^2-t*A+d=0(tとdの意味は承知とする)。
特に実数dはd^3=1を満たすのでd=1。
すると A^(-1)-t*A+E=0 となるので両辺に A を掛けて E-t*A^2+A=0。
A^2=t*A-Eを代入して E-t*(t*A-E)+A=0、すなわち (t^2-1)A=(t+1)*E。
これから t+1=0 なら A^2+A+E=0 となって証明は終わり。
もし、t+1≠0 なら 上式をt+1で割って (t-1)A=E、明らかにt-1≠0ゆえ A=(1/(t-1))*E
すると t の意味から t=2/(t-1)。これから t^2-t-2=0、即ち(t-2)(t+1)=0。
t+1≠0としていたので t=2。すると A=(1/(2-1))*E=E となりAの仮定に反する。
よってt+1=0となり証明終わり。