数学の本 第48巻
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0483132人目の素数さん
2012/10/02(火) 18:18:41.57・位相幾何学(加藤十吉著 裳華房)
ホモロジー論、基本群論などについて取り扱っている一冊です。学部生の間
にはとりあえずホモロジー論までやっておけば十分でしょう。ド・ラーム・
コホモロジーに関する講義はあってもホモロジー論に関する講義は無いとい
う大学が多いので、自習書としても利用できる参考書です。閉曲面の分類定
理など、あまり他の本には見られない興味深い内容にも触れられています。
・関数解析入門〜バナッハ空間とヒルベルト空間〜(荷見守助著 内田老鶴圃)
タイトルにもあるとおり関数解析の入門書なのですが、主にバナッハ空間と
ヒルベルト空間に関する説明にページが割かれています。関数解析を本格的
にやろうとする人にとってはこれ一冊だけでは不十分でしょうが、学部で勉
強する内容程度ならこれ一冊だけで十分でしょう。ルベーグ積分について全
く知識がない人でも、本書では最低限必要な内容しか用いられておらず、し
かも巻末に補足として必要事項はまとめられているので安心です。
・偏微分方程式論(溝畑茂著 岩波書店)
主に楕円型、双曲型の微分方程式について取り扱っている参考書です。最初
の二章にはFourier変換、超函数についての説明もあり、この一冊で
幅広く用いることが出来ます。内容は結構高度なので、学部の間にこれ一冊
全て消化する必要はないかもしれません。(興味のある人は別として)
・微分形式の幾何学2(森田茂之著 岩波書店)
ゲージ理論、特性類などについて取り扱っている微分幾何の入門書です。比
較的難しい内容にまで足を踏み入れているので、これを完璧にマスターする
のは困難でしょうが、ベクトルバンドルくらいまでは理解しておくと後々幾
何をやろうとする場合には役に立つはずです。
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