命題
G を群とする。
X を推移的(過去スレpart5の107)な G-集合とする。
x を X の任意の元とする。
G_x を x の安定化部分群(過去スレpart5の93)とする。
N を G の正規部分群とする。

このとき以下は同値である。

(1)N は X に推移的に作用する。

(2)G = N(G_x)

(3)G = (G_x)N

証明
(1) ⇒ (2)
任意の σ ∈ G に対して σx = τx となる τ ∈ N がある。
τ^(-1)σx = x だから τ^(-1)σ ∈ G_x
よって、σ ∈ τG_x ∈ N(G_x)
よって、G = N(G_x)

(2) ⇒ (1)
G は X に推移的に作用するから、任意の y ∈ X に対して y = σx となる σ ∈ G がある。
G = N(G_x) だから σ = τρ となる τ ∈ N、ρ ∈ G_x がある。
y = σx = τρx = τx
よって、N は X に推移的に作用する。

(2) ⇔ (3)
N が G の正規部分群であることから明らか。
証明終