>>491の修正

命題
K を可換体とする。
K ⊂ M ⊂ L を可換体の塔(過去スレpart4の864)とする。
L/K は一般素冪根可解(>>376)であるとする。
このとき、M/K と L/M はそれぞれ一般素冪根可解である。

証明
L/K は一般素冪根可解であるから
一般素冪根拡大(>>375)E/K があり L が E/K の中間体(過去スレpart4の854)となる。
よって、可換体の塔 K ⊂ M ⊂ L ⊂ E が得られる。
よって、M/K は一般素冪根可解である。

E/K は一般素冪根可解だから可換体の塔(過去スレpart4の864)
K = K_0 ⊂ K_1 ⊂ ...⊂ K_n = E があり
各 K_i/K_(i-1)、i = 1、...、n は以下のどれかである。

(1)正則(>>372)な素冪根単純拡大(>>371)
(2)非正則(>>373)素冪根単純拡大
(2)Artin-Schreier拡大(>>374)

M = MK_0 ⊂ MK_1 ⊂ ...⊂ MK_n = E において
各 MK_i/MK_(i-1) = (MK_(i-1))K_i/MK_(i-1) は K_i/K_(i-1) のタイプにより以下のようになる。
(1)のとき:>>478より MK_i/MK_(i-1) は広義に素冪根可解(>>473)である。
(2)のとき:>>480より MK_i/MK_(i-1) は非正則な素冪根単純拡大である。
(3)のとき:>>479より MK_i/MK_(i-1) は自明な拡大(>>468)またはArtin-Schreier拡大である。

上記いずれの場合も MK_i/MK_(i-1) は一般素冪根可解である。
よって、>>490より E/M は一般素冪根可解である。
M ⊂ L ⊂ E であるから L/M は一般素冪根可解である。
証明終