命題
K を可換体とする。
L/K を正規拡大(過去スレpart4の844)とする。
M を L/K の中間体(過去スレpart4の854)で M/K は有限次拡大(過去スレpart4の842)とする。
M = K(α_1、...、α_n)(過去スレpart4の539)とする。
各 α_i の K 上の最小多項式(過去スレpart4の554)を f_i(X) とする。
f(X) = Πf_i(X) とおく。
f(X) の L における全ての根の集合を S とする。
このとき K(S)(過去スレpart4の539)は L における M の正規閉包(>>258)である。

証明
N を L における M の正規閉包とする。
N/K は正規拡大であり M ⊂ N であるから各 f_i(X) は N で分解する(過去スレpart4の534)。
よって、K(S) ⊂ N である。
よって、逆の包含関係を示せば良い。

各 f_i(X) は L で分解するから f(X) も L で分解する。
よって、K(S) は f(X) の最小分解体(過去スレpart4の542)である。
よって、過去スレpart4の876より K(S)/K は正規拡大である。
よって、N ⊂ K(S) である。
証明