命題
A を可換環とする。
E を A 上の線型環(過去スレpart1の97)とする。
α_1、...、α_n を E の元の有限列でその任意の2元が可換であるとする。
各 α_i が A 上整(>>576)であれば A[α_1、...、α_n](>>552)は A 上有限(>>573)である。

証明
n に関する帰納法を使う。
n = 1 のときは>>579より A[α](>>552)は A 上有限である。
n ≧ 2 とする。
A[α_1、...、α_n] = A[α_1、...、α_(n-1)][α_n](>>581)である。
帰納法の仮定より A[α_1、...、α_(n-1)] は A 上有限である。
α_n は A 上整であるから A[α_1、...、α_(n-1)] 上整である。
よって、>>584より A[α_1、...、α_n] は A[α_1、...、α_(n-1)] 上有限である。
>>580より A[α_1、...、α_n] は A 上有限(>>573)である。
証明終