では存在するものとは何なのか?
自然数は、>>694的意味において存在しない。これは物体ではなく概念であるから。
じゃあ、猫は存在するか、と訊かれたらきかれたらどうするのか?猫と名付けられた生き物を、我々は見ることも出来るし、触ることも出来る。
しかし、実在界にある「黒く小さい毛の塊」を「猫」と呼称した時点で、この「猫」は概念であろう。
何故なら、この塊を「猫」と呼ぶためには、「猫」なるものの本質がおぼろ気ながら把握されなければならないが、それは具体的な毛の塊ではなく、概念だからだ。
これを批判するのは、イデアという理の世界こそ真の実在で、現実はその模倣だと考えたプラトンくらいのものだろう。