>>156
コレは私の考え方ですが:
★★★『ユークリッド幾何学の真の価値は「目の前の現実を離れて」
         きちんとした論理体系としての「数学という学問」の確立。』★★★
という理解をしています。だからこそ、その先が如何様にも高次元化されたり、
また一般化されたりで、その結果として極めて豊かな思考体系が数学として確
立された事が極めて重要だと私は考えています。

確かに古典物理学の記述言語としての側面は:
★★★『(物理をネタとして用いて)数学を更に豊かな体系へと進化させた』★★★
のも確かですが、でも例えば『フェルマー予想』みたいに物理とは無関係な問
題提起も物凄く数学を進歩させたのみならず、現代抽象数学へと至らしめる遥
かなる道しるべにもなりました。だから「ガウス以来の200年」どころか350年
は優に超える長大な歴史を現代抽象数学は従えています。

だから『数学の本当の意義』は「目に見える問題の解決の為だけ」では決して
無いと私は確信しています。抽象構造を見抜いてソレをきちんと論理的に定式
化スルという部分に私は数学の最大の魅力を感じています。勿論貴方が指摘す
る意味での数学の存在意義は充分に認めた上です。要は『人に拠って学問に対
する認識は違って当たり前』だからです。この多様性は絶対に認められるべき
で、そうでなければその学問は閉鎖性を獲得して死んでしまうでしょうから。

(続きます)