>>593
父親を恨むなんて、数学者を目指すものとは思えないような狭量と
言われてもしかたがないのかもしれないが、気持ちはわからないでもない。

私も愚かで、未熟であったころ、学問をさせてくれなかった親に対して
反感をもっていたことがあるからだ。
だが、それは全くいっときのことであった。
親があるから、自分が生まれたことを考えると、学問なんざ小さなことであって、
自分のやりたいことをどうのこうの言えるのも、平和で豊かな時代にうまれてきた
贅沢というものであると考えるようになったからだ。
もちろん、鎖国前の日本に生まれていたら和算をやるしかなかったし、
未開の後進国に生まれていたら、数学どころじゃなくて
生きていくのに必死だったかもしれない。

そういうことを上から目線でかたれること自体が、このうえない幸福であって、
神はいるのか!と思うぐらいの素晴らしい人生じゃないか?
そうは思わないか?