ポアンカレの書いた「科学の価値」という本を読んだが、実にくだらない本だった。
この程度のことは私は小学生の時分にはすでに考えていた。数学者というのは、こんな小学生レベルどころか原始人レベルのことを、小難しく論じているのか?それとも、このポアンカレって奴が馬鹿なのか?
岡潔が推薦していたと思ったから読んでみたのだが、どうやら彼は推薦していたのではなく、「世間に偉大と言われる数学者でさえ、この程度のことしか考えていない」ということと、
「この程度のことを恥ずかしげもなく長々と書ける程度の連中だ」ということを分かってもらうために、紹介したのだと思った。
書いてあることは概ね正しいと思われるが、所詮はフランス人の書いたものだ。馬鹿馬鹿しくて再読する気にならない。
そもそも、人間の精神はこんな原始人レベルのものではなく、もっと高尚なものであるはずである。その高尚な精神でやれば、数学ももっと発展するだろうに。