一見単純、にも関わらず現実に解釈が別れているbc。

原因と核心を先に言うと、bcを既に一つの積と見るか否かによって解釈が変わっている事に気付く。
つまりbcはbとcの積であり、bとcの乗算の結果である。

ではなぜ、bcを既に一つの積として見れない被験者が多いのか?

それは「習ってないから」である。

この問題を、どう解釈するだろうか?
a÷b/c
わざわざ÷と/を使い分けている。これならば括弧を用いられなくとも
「わざわざ使い分けている」事に注意を喚起させ、被験者の回答は、より絞られる事だろう。
a÷bcは、それと同じ事だ。「÷は略さない(分数形に改めない)のに×はりゃくしている」という、
そんな意見が元スレで多数見掛けられたのは、そういう事だ。

もう一つ。関数電卓に於いてわざわざa÷bcをa/(bc)と解釈する例がある事に着目されたい。
a÷bcを単純にa/b*cと計算する関数電卓もあるが、それは盲点があったと評価せざるを得ない。
「わざわざ複雑な優先順位を採用している例」の、その設計理由を推察されたい。
やはりbcを一つの積として見做す観念が無ければ、この様にわざわざ
複雑化する計算優先順位を採用する理由にはならない。

増してや、算数の手計算。数学の範疇だ。bcを一つの積として見做すのが自然だ。