>>716
速度って「ある」と思う?

何言っているか分からないと思うが、ちょっとつきあってくれ。
速度ってのは元々の定義だと「距離÷時間」だろ?当たり前にあるんじゃないのかと思うかも知れないがよく考えてくれ。
たとえば、校門の前を自転車で通り過ぎた瞬間の速度ってのはあるか?

校門の前を通り過ぎた瞬間を純粋に考えると、確かに速度は直感的にあると人間は感じる。
速度は時間経過と共に、刻々と変化しているのにかかわらずだ。

だが、元々の定義を考えると…瞬間ってのは時間経過も進んだ距離も0だから、「0÷0」で計算不能だ。
つまり速度ってのは存在しない…といういことになる。何しろ計算不能だ。

この困難を打破しようと考えたのが「極限」の考えだ。要するに、時間が0に無限に近づくと、速度は0じゃ
なくて特定の値に無限に近づく。その値をたとえば、校門を通り過ぎる瞬間の「速度」と定義しちゃうわけだ。

なにやら無理矢理感も感じるが、「0÷0」の困難も克服できそうだし、なにしろ矛盾がない。利用価値もある。
応用もばっちりできる。

これが微分の基本だな。