あの時のボクらには夢があった。
希望があった。
明るい未来に向かって堂々と顔を向けていた。
足下なんか気にしない。大きな空をどこまでも飛んで行けた。

それがどうだ。今のボクらは。
背中を丸め、ポッケに手を突っ込み、
鬱蒼とした顔でアスファルトを注視して歩いている。
大人になったボクらは、ウンコを踏まなくなったかわりに、
何か大切なものを踏みにじっているのではないだろうか?