急に1名の増員が必要になり、採用担当者が簡潔に1問での採用面接をすることになった。

最初は数学者だった。
「1+1は何になりますか?」
「2です。一点の曇りもなく2そのものです。ただし標数2の体のことは今日は考えないことにしましょう」

2番目は工学者だった。
「1+1は何になりますか?」
「そうですね。測定誤差を考慮しなければなりませんが、有効数字が指定されてないのでほぼ2と言って差し支えないでしょう」

3番目の会計士にも同じ質問をした。
すると会計士は、カーテンを閉め鍵をかけてから耳元でささやいた。
「何にしたいんですか?おっしゃってください」