そう言えば結果が出ないと嘆く研究者が昔と比べて減ったと思う。
無論、研究自体は大変だが、研究は雑用の合間に
こっそり楽しむものになり、また若い研究者達は研究に専念
できる環境が欲しいとこぼし、結果が出ないと愚痴るのは
少なくとも表面上は聞かなくなった。

藤原正彦の随筆でも、仕事は有るが、結果が出ないと嘆き、
挙句の果てには腹を下す話が出てきて、今から思えば、
なんて贅沢かと思う。

それと同時に、何で勉強するのですかと質問する学生や
子供も減ったと聞く。
就活で勉学時間を奪われ、抗議する学生もいるし、それとは反対に
目が虚ろな学生は昔よりも酷くなった様な印象を受ける。
結果、勉強に打ち込める事が最大の贅沢と成りつつある。
そういう意味では、昔は傲慢というか、異常な時代だったな。

これからは「本物」のみが生き残り、それ以外は淘汰されるのであろうな。