従って、aに掛けられている係数である下記式(4)が1より大きければ、交換した方が得となる。

(100y(a) + y(a/100)/100)/(y(a) + y(a/100)) (4)

そこで、式(4)が1より大きいとしてこれを解く。
そうすると、
y(a) >y(a/100)/100 (5)
となる。

結局、主催者が<a,100a>の組み合わせで2封筒に入れた確率y(a)(場合1)が
主催者が<a/100,a>の組み合わせで2封筒に入れた確率y(a/100)(場合2)の百分の一
よりも大きいならば封筒を交換したほうが得ということになる。

確率論として言えるのはここまでである。

では、現実にどうしたらよいかである。
以下は、確率の話というより感覚的な話になる。

現実には、封筒を開けて知った具体的な金額と、
自分の懐具合、出題者の金銭感覚(気前がいいか、けちか)等から総合的に判断することになる。

もちろん、支払い不能な金額が予想される場合にはゲームは成立しない。
このような100倍もの金額差がある場合はたぶん誰もやらないだろう。
やるなら、自己責任でどうそ。

いずれにしても、確実に言えるのは式(5)だけである。