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マクロミクロループ

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0001つっちぃ2010/09/25(土) 21:03:51
経済学の基本設計を考えるにあたって、行動と総過程の相互関係に注意
を払う必要がある。わたしは、1995年、それを「ミ
クロ・マクロ・ループ」という表題のもとに主題化することを提案した[1]。ミクロ・マ
クロ・ループは、方法論的個人主義と方法論的全体主義の二元対立を乗り越える新しいアプローチを示唆してい
る。この提案は、アイデアの分かりやすさと方法論上の意義のた
めに、何人かの研究者の注意を引くことになった[2]。
 現在では、「ミクロ・マクロ・ループ」は、この種の議論においてほぼ標準的に使わ
れる用語となっている。ひろく受け入れられたすべての術語と同
じく、「ミクロ・マクロ・ループ」という用語も、わたしの当初の意図とは離れたもちい方をされるよ
うになっている。著者たちは、この語を手掛かりに自分たちの問題を考え、この主題を発展・展開さ
せる意図をもって概念を改変してきた。原則として、このことは歓迎すべきことである。いかなる提案
といえども、それがよい提案であれば、提案者の手から離れたとき、それはそれ自体に独立した運動を展開
する。そして、このような動きにつねに起こることであるが、「ミクロ・マクロ・ループ」について
も、それが本来もっていた含意が否定されかねない用法と概念化がときになされている。この点については、わた
しにもいくらかの責任がある。わたしの最初の提案は比較的簡単なものであった。ごく大づかみの考えが
提示されただけで、その背後に考えられていたさまざまな関連が明示されないままであった。そこ
で、もういちどこの主題について、本格的に論じてみたい。これまで「ミクロ・マクロ・ループ」ないしはそれに
類似の表題でなされてきた議論についても、わたしが分かっている範囲で簡単に触れる。それらの議論
とわたしの考えているミクロ・マクロ・ループとの異同を明らかにすることも、ミクロ・マクロ・ループという
考えを明確なものとするのに必要と思われるからである。 
0002132人目の素数さん2010/09/26(日) 01:11:27
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