代数的整数論 020
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0019Kummer ◆g2BU0D6YN2
2010/05/17(月) 09:51:54R を必ずしも可換とは限らない環とする。
R-Mod を左 R-加群の圏とする。
Set を集合の圏とする。
U:R-Mod → Set を忘却関手とする。
即ち、U は各 X ∈ R-Mod に X の台集合を対応させるものである。
(R-Mod, U) は準具象圏(過去スレ019の794)となる。
このとき R-Mod における任意の単射は埋め込み(過去スレ019の816)である。
証明
f:N → M を R-Mod における単射とする。
f が始射(過去スレ019の812)であることを示せばよい。
L ∈ R-Mod とし g:L → N をSet-射で fg:L → M が (R-Mod)-射となるものとする。
任意の x、y ∈ L と任意の a、b ∈ R に対して
fg(ax + by) = afg(x) + bfg(y) = f(ag(x) + bg(y))
f は単射だから g(ax + by) = ag(x) + bg(y)
よって、g は (R-Mod)-射である。
よって f は始射である。
証明終
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