代数的整数論 019
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0730Kummer ◆g2BU0D6YN2
2010/05/07(金) 16:30:41Ab をアーベル群の圏とする。
C を前加法圏(>>504)とする。
C の任意の対象 X に対して関手 Hom(X, -):C → Ab は極限を保存する(>>303)。
証明
>>306と同様であるが念のために証明しよう。
G:I → C を図式(過去スレ017の833)とする。
(h_i:L → G(i))_I を G の極限とする。
(Hom(X, h_i):Hom(X, L) → Hom(X, G(i)))_I が
図式 Hom(X, G):I → D の極限であることを証明しよう。
(Hom(X, h_i):Hom(X, L) → Hom(X, G(i)))_I は明らかに錐(過去スレ018の838)である。
(f_i:T → Hom(X, G(i)))_I を錐とする。
各 t ∈ T に対して (f_i(t):X → G(i))_I は錐である。
よって、f(t):X → L で f_i(t) = h_if(t) となるものが一意に存在する。
h_if(t + s) = f_i(t + s) = f_i(t) + f_i(s) = h_if(t) + h_if(s) = h_i(f(t) + f(s))
よって、>>87より、(h_i:L → G(i))_I は単湧き出しであるから
f(t + s) = f(t) + f(s) である。
よって、f:T → Hom(X, L) は Ab における射であり、
各 i に対して Hom(X, h_i)f = f_i となる。
このような f の一意性は各 t に対して f_i(t) = h_if(t) となる f(t) の
一意性からでる。
以上から (Hom(X, h_i):Hom(X, L) → Hom(X, G(i)))_I は lim Hom(X, G) である。
証明終
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