小平邦彦  「怠け数学者の記」
小平先生の自伝ともいえる本です.
「調和積分論」をつくった大先生の本で,遠慮がちにかかれていますが,小平先生はものすごい先生です.
ただ,この本を読んでいるとジーゲル(Siegel)やワイル(Wyle)がすごいということばかりかかれているので,「そうなのか!」と思ってしまう人が多いような気がします.
私からみると無限大どうしの比較みたいなものですが...
個人的には,この本を読むとワイルの「リーマン面」とかヴェイユの3部作なんかを読みたくなった本でした.
それから,ジーゲルは60才を超えても1日に最低15時間は勉強する人だそうで,大学入学当時に「ジーゲルでさえ1日に15時間勉強するんだ!」と先生に言われて2年ほど真似したのを思い出します.