宇宙の謎「暗黒物質」とらえた?…米チーム
12月18日12時10分配信 読売新聞【ワシントン=山田哲朗】

米国の素粒子物理学者のチームが17日、
フェルミ国立加速器研究所(イリノイ州)などで講演、目に見えない謎の「暗黒物質」を直接検出した可能性があることを明らかにした。

検出に使ったのは、ミネソタ州北部スーダン鉱山の地下約700メートルに設置したCDMS2と呼ばれるミネソタ大の装置。
2007年から08年にかけ、暗黒物質の粒子がゲルマニウムの原子核と衝突したと考えられる現象2件を捕らえた。
数が少ないため十分な分析ができず、ほかの粒子が引き起こした反応である可能性も否定できない。

暗黒物質は、宇宙全体の質量の4分の1を占めるとされる未知の物質で、地上での検出が国際的な競争となっている。
日本では、東大宇宙線研究所が、スーパーカミオカンデと同じ岐阜県の神岡鉱山地下に専用の観測装置を建設、検出を目指している。 最終更新:12月18日12時10分