代数的整数論 015
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0442Kummer ◆g2BU0D6YN2
2009/12/07(月) 02:40:40K を実数体または複素数体とする。
E を K 上のBanach空間とする。
I を R の開区間とする。
U を E の開集合とする。
f: I×U → E を次の条件を満たす連続写像とする。
1) f は I×U 上で有界である。
即ち、M > 0 があり、任意の (t, x) ∈ I×U に対して |f(t, x)| ≦ M となる。
2) C > 0 があり、任意の t ∈ I と任意の x, y ∈ U に対して
|f(t, x) - f(t, y)| ≦ C|x - y| となる。
(t_0, x_0) を I×U の任意の点とする。
x_0 ∈ U であるから U(x_0, r) ⊂ U となる r > 0 がある。
ここで、U(x_0, r) = {x ∈ E; |x - x_0| < r} である。
このとき t_0 を含む開区間 J ⊂ I があり
連続写像 g: J → E で次の条件を満たすものが一意に存在する。
a) g(J) ⊂ U(x_0, r)
b) g(t_0) = x_0
c) 写像 t → g(t) は微分方程式 dx/dt = f(t, x(t)) の J における解である。
証明
I(t_0, a) ⊂ I となる a > 0 をとる。
ここで、I(t_0, a) = {t ∈ R; |t - t_0| < a} である。
I = R のときは a = +∞ とする。
(続く)
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