代数的整数論 015
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0436Kummer ◆g2BU0D6YN2
2009/12/06(日) 15:52:54X を完備距離空間とする。
S を距離空間とする。
p を X の点とし、r > 0 を実数とする。
B = {x ∈ X; d(x, p) < r} とおく。
f: S×B → X を次の条件を満たす写像とする。
1) C を実数 0 < C < 1 とし、任意の s ∈ S と任意の x, y ∈ B に対して、
d(f(s, x), f(s, y)) ≦ C d(x, y) となる。
2) 任意の x ∈ B に対して s → f(s, x) は連続である。
3) 任意の s ∈ S に対して d(f(s, p), p) < (1 - C)r
このとき、任意の s ∈ S に対して
f(s, p(s)) = p(s) となる p(s) ∈ B が一意に存在し、s → p(s) は
S から B への連続写像である。
証明
p(s) の存在と一意性は>>381による。
t ∈ S を任意にとり固定する。
2) より、任意の ε > 0 に対して δ > 0 があり、
d(s, t) < δ なら d(f(s, p(t)), f(t, p(t))) < ε となる。
f(t, p(t)) = p(t) であるから d(f(s, p(t)), p(t)) < ε となる。
D = {x ∈ X; d(x, p(t)) ≦ ε/(1 - C)} とおく。
ε を十分小さくとれば D ⊂ B となる。
>>380 より p(s) ∈ D である。
即ち、d(p(s), p(t)) ≦ ε/(1 - C) である。
よって、s → p(s) は連続である。
証明終
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