代数的整数論 015
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0225Kummer ◆g2BU0D6YN2
2009/11/08(日) 14:36:48E を可換環 K 上加群とする。
T(E) を E 上のテンソル代数(>>223)とする。
f: E → E を K-加群としての E の任意の準同型とする。
このとき、E 上のテンソル微分(>>222, >>223) で E 上で f と一致するものが
一意に存在する。
証明
記述を簡単にするため T(E) の元 x, y の積 x※y を xy と
書くことにする。
D を E 上のテンソル微分とする。
t_1, t_2, ..., t_n を E または E^* の元とする。
D(t_1t_2...t_n) = Σt_1...t(i-1)D(t_i)t_(i+1)...t_n である。
T(E) は K 上 E と E^* で生成されるから、D は D|E 及び D|E^* により
一意に決まる。
v ∈ E に対して D(v) = f(v) とおき、
w^* ∈ E に対して D(w^*) = -f^*(w^*) とおく。
T(r, s)(E) の元 t に対して D(t) を上記の等式を線型に拡張することにより
定義する。
D が T(E) の微分で任意の整数 r, s ≧ 0 に対して D(T(r, s)(E)) ⊂ T(r, s)(E)
となることは明らかである。
よって、D が任意の縮約と可換であることを証明すればよい。
(続く)
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