代数的整数論 013
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0320132人目の素数さん
2009/07/19(日) 11:19:46意に「ラーメンライスは実在していない」と見抜いて、世の迷妄を克服なさっ
た:
舎利子よ、ラーメンライスとは食べ方であり、ラーメンライスという物自体が
実在するわけではない。ラーメンライスはラーメンではないし、ライスではな
い。ラーメンとライスの二つの皿を前にして人が「我はラーメンライスを食べ
よう」と思うとき、そこにラーメンライスは現れる。「やはりラーメンとライ
スを別々に食べよう」と思い直すとき、ラーメンライスは消滅する。このよう
にラーメンライスという物は空であり、ラーメンライスとして観測されるとき
にのみラーメンライスに収束する現象、それがラーメンライスなのだ。
舎利子よ、この世の料理はすべて実在しないという特性を持っている。空であ
るラーメンライスは増えることも減ることもない。美味しくなることもまずく
なることもない。熱くなることも冷めることもない。古びることも若返ること
もない。動植物の死骸を切り刻み、加熱し、これは何々という料理であると呼
ぶとき、人はそれが実在する料理であるという迷妄にとらわれる。
ラーメン、ラーメン、パーラーメン。ニンニクラーメン、チャーシューヌキ。スバーハー。
そう唱えると、シッダールタは「分かったぞ」と叫びながら風呂に飛び込み、
ついでにアルキメデスの原理を発見した。何だか順序と時代考証がでたらめな
ようだが、知ったことではない。ニンニクラーメンは菜食主義のため、チャー
シューヌキは殺生を避けるため。つじつまは合っているのだ。風呂から上がる
とシッダールタは、さっそくラーメンライスを食べた。瞑想のし過ぎで腹ぺこ
だったのだ。舎利子が「その料理は空なのではありませんか。先生は『色は空
である』とおっしゃいました」と尋ねると、シッダールタは「おれさまの腹も
空なのだ」とお答えになった。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています