代数的整数論 012
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0200Kummer ◆g2BU0D6YN2
2009/07/02(木) 10:14:36X と Y をそれぞれ局所コンパクト空間とし、μを X 上の正値Radon測度とする。
写像 π: X → Y と写像 ψ: X → [0, +∞) がμ適合(>>157)であるとする。
ν を μ適合な対 (π, ψ) から定まる正値Radon測度(>>158)とする。
f : Y → [0, +∞] を任意の関数とする。
このとき、
∫^e f(y) dν(y) = ∫^e f(π(x))ψ(x) dμ(x) である。
証明
Φ = { K ; K は X のコンパクト集合で π と ψ の K への制限は連続 } とおく。
過去スレ011の122より、Φ はμ密である。
過去スレ011の90より、X 上の正値Radon測度の総和可能族 (μ_i), i ∈ I が
存在し、μ = Σμ_i となる。
ここで、(Supp(μ_i)), i ∈ I は互いに交わらない Φ の元からなる
局所可算な族である。
各 i に対して ν_i を (μ_i)適合な対 (π, ψ) から定まる正値Radon測度とする。
任意の g ∈ K+(Y, R) に対して
∫ g dν = ∫ (gπ)ψ dμ = Σ ∫ (gπ)ψ dμ_i = Σ ∫ g dν_i
よって、ν = Σν_i となる。
よって、過去スレ011の88より、∫^e f dν = Σ∫^e f dν_i である。
>>199より、∫^e f dν_i = ∫^e (fπ)ψ dμ_i となる。
よって、∫^e f dν = Σ∫^e (fπ)ψ dμ_i
過去スレ011の88より、この右辺は ∫^e (fπ)ψ dμ である。
証明終
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています