713 :709:2009/04/09(木) 02:34:21
「応用への注力」について私は貴殿ほどの危機感は持っていません。

確かに地方大学では、貴殿の仰るように、「応用」の名の下にそれほど数学としては
価値のないと思われることに力を注いでいる方が少なからずいるようです。
純粋数学では結果が出せなくなったため、それなりの簡単な結果に「これこれの
応用がある」ということを添えることで一定の人の気を引き、自分の居場所を
保持しているように、私には思えます。恐らく、本人は工学や生物などの本格的な
知識は持たないし、自分で本当に応用するなど考えてないでしょう。
しかしこのような輩は結局はすぐに飽きられ、どの分野の研究者からも半端者として
まともな評価を得ていないのが実際でしょう。


最近の「応用への注力」としては例えばJSTのさきがけ(数学と諸分野の協働による
ブレークスルーの探索)やCRESTのような大型のプロジェクトが思いつきます。
しかしこれは数学を他分野に応用するのが目的ではなく、数学が他の分野を
リードすることが目的であって、他分野にも数学の強力さを知ってもらおうという
西浦先生の意図がみてとれます。