それを見るための視点が限られる
歪像画というものがある
「正しい」定義を見つけることは、歪像画を正しい形で見るための
視点を見つけるのに似ている
しかし歪像画の場合にも、ちょっとした想像力を働かせるだけで
普通の視点からも何が描いてあるかがわかるものがある
小平先生の数学には飛び抜けて新しい視点はない
生まれつき備わった視点から
運慶がただの木から仁王を掘り出すように
自然に素晴らしい数学が生み出されてくるような感じだ
ノイマンの数学に対する批判は当たっていなかったようだが
そのことさえも小平数学の真骨頂の一端を伺わせるものである