西日本では年をとると「わし」に移行することが多い。特に広島などでは
「俺」は気取った一人称とされ、通常の場ではあまり使われない。また、
アクセントは「れ」に付けるのが一般的であるが、一部地域では「お」に
アクセントを付けて使用することもある。

儂(もしくは「私」、わし) [編集]

中国地方、四国地方、近畿地方、九州地方、北陸地方など西日本全般や東
海地方の愛知・岐阜で用いられている。これらの地域では子供や若者でも
普通に使うことが多い

4.2.文体との関係

 次に文体との結びつきを調べてみよう。<表2>は「な」「ね」「よ」
が丁寧体・普通体に接続する回数を示している。

 これをみればわかるように、「な」は丁寧体には接続しにくい。もちろん、

  11)雅史の父「当分、こちらにもどる予定はありませんな。」(妹よ)

  12)初恵の父「うちの初恵とは大違いですな。」(妹よ)

のように「な」が丁寧体と全く接続されないことはない。11)12)はドラマ「
妹よ」において、高木コーポレーションの会長とその息子(雅史)と神崎産
業の社長とその娘(初恵)とが、お見合いをする場面に交わされた対話分で
ある。このように、年輩男性は丁寧体に「な」を付け