代数学総合スレッド Part5
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0084132人目の素数さん
2009/03/27(金) 23:44:24以前ブルバキの演習にあったのをやったことがある(代数第7章§3の演習8)。
証明の概略は以下のとおり。
(0) I が可算のときに示せば十分(∵Z 上の自由加群の部分加群は自由だから)。
以下I=N(自然数の集合)とする。
(1) Z^N は可算基底をもち得ない(∵濃度の計算より)。
(2) p を勝手にとった素数とし、Z^N の次のような部分加群 S を考える。
S = {(z_n) ∈Z^N | 自然数の増加列 k(n) が存在して、すべての n で z_n が p^k(n) の倍数}。
このとき Z/pZ ベクトル空間 S/pS (= S と Z/pZ のテンソル積) の次元の濃度は可算。
(3) 一方、 φ: Z^N → S、φ((x_n)) = (x_n p^n) なる単射準同型が存在する。
Z^N が自由加群だとすると、部分加群Sも自由だから、(1)、(2)より矛盾。
Zを一般の単項イデアル整域に置き換えても、同じ事がほぼ同じ証明でいえる。
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