N2O5は0℃ではほとんど分解しない。44℃ではN2O4とO2に完全分解する。
鉛直にたてたシリンダー(下が底で上がピストン)内に0℃、1.0atmのN2O5
気体を0.010mol入れたとき、ピストンの高さLは10cmだった。以下の問に答えよ
ただし気体はすべて理想気体、ピストンの質量は無視し、気体定数は0.082L・atm/(mol・K)
とし、有効数字2桁までで求めよ。

ア シリンダーの断面積Sは何cm2か

イ 44℃にすると分解反応が始まりピストンは上方に移動した。反応終了後のピストンの高さLは
  何cmか。ただし生成するN2O4の40%がNO2に解離した状態で平衡状態に達している。また、ピストン
  はなめらかに動き、シリンダー内は常に44℃、1.0atmに保たれている。

ウ 次に、44℃に保ったままピストンを押して気体を圧縮すると、N2O4が20%解離した状態に
  平衡移動した。このときの圧力は何atmか

エ イにおいてN2O5が半分まで分解した時点におけるピストンの移動速度は、分解反応開始直後のピストン
  の移動速度の何倍か。ただし温度が44℃になると、まず熱膨張でピストンの位置が変化し、
  その後分解反応に伴うピストンの移動が開始したとする。