現代の子供に教える算数は現実とは異なっている。

混乱を防ぐためでもあるのだが、子供の身の回りにある数理的な法則が
まるで広い世界に普遍的に通用するかのように教えられている。

学年を重ねるにつれ、それは緩やかに修正されていくのだが
はっきりそれと断って修正されるのは、高校後半や大学に入ってからになるので
そのころ以前までに数学を投げ出してしまったひとは、それを知らずに大人になってしまう。