kingに質問がある。

極めて高い次元を持つ空間ωを考える。これを「適切な」角度でスパッと切る。
するとミロのヴィーナスが現れる。任意に次元が高ければ、そういう切り方が定義可能である。

適切な切り方を探すためのコストを無視すれば、我々の宇宙もまた、
極めて高い次元を持つ空間ωの、一つの断面であるといえる。

ωは初期条件の異なる総ての平行宇宙の可能性をも含み、ゆえに総ての時間帯をも含む。
いわゆるアカシックレコードもまた、広大なωの一部に過ぎない。

ωはあり得る何かの総て悉くを含む網羅的可能性としての存在であり、
感覚や感情や非実体的概念をも含む。まさしく「全て」である。

さて、kingに質問がある。
このω空間は、実在するのだろうか。
そして、脳に代表されるようなグラフ構造に生じる擬似n次元空間および
その断面、として定義されるωのサブセット空間が、我々にそれぞれ固有の精神を与えているのだろうか。