>>727
その問題は実はかなり深刻な問題を含むと考えられます。
というのは「現実とは何か?」という問題意識でして、
例えば実際に「目に見えるモノ」は果たして現実なのか、
という基本的な疑問があるからです。

例えば最近の事例では、走査型電子顕微鏡の開発で初めて
「電子が見えた」と理解されるんでしょうが、では電子が
「見えない」時代から「電子という粒子が存在する」という
解釈をしている訳で、ソレ何だかおかしな話なのでは、と
私は考えます。でも実際の運用上は「電子という粒子が存在
すると仮定」して各種の物理理論を構築すればいろんな事が
上手く理解出来るという状況があったからこそ「電子という
荷電粒子が存在して、その電荷はコレコレ」という話が展開
されて来たのではないかと私は理解しています。従って「目に
見えるから存在する」のではなくて、全く別の理由で存在を
確認しているというのが私の理解です。そもそも素粒子の
ディテクションとは「そういうモノ」で、実際に人間が見て
いるのはChamberのトレースであったり、また計算機から出力
される数値データであったりする筈です。また多くの場合は
極めて膨大な統計処理の結果による判定だったりするのが実情
でしょうが、ではソレで本当に「目で見た」事になるので
しょうか? 加えて統計処理には様々な適応限界がある筈な
ので、ソレを鵜呑みにする訳には行かないというのが私の立場
です。

まだ言いたい事はありますが、ココはこの程度としておきます。

猫