論文データ改ざんの疑い、東北大女性助教の細菌学会賞取り消し

論文データ改ざんの疑いで調査が行われている東北大大学院歯学研究科の30歳代の
女性助教(口腔微生物学分野)をめぐり、日本細菌学会(理事長=笹川千尋東大
医科学研究所教授)は、この助教に授与した学会賞を正式に取り消した。
取り消されたのは、若手研究者を対象とした同学会の「黒屋奨学賞」。

女性助教は今年3月、歯周病の予防や治療法開発に関連した論文で同賞を受賞していた。
しかし、過去の論文で公表されたデータと酷似したデータが、受賞論文の実験結果として
使われているなど、同学会は「改ざんが強く疑われる」として、25日に開いた理事会で
取り消しを全員一致で決めたという。

この女性助教の論文については、同学会の調査で、この論文を含む計16本の論文にデータ
改ざんなど疑わしい部分が見つかっている。
現在は、東北大が調査しており、笹川理事長は
「(学会除名などの)処分は、東北大の調査結果を待って検討したい」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080726-00000040-yom-sci