代数的整数論 009
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0079Kummer ◆g2BU0D6YN2
2007/12/02(日) 00:16:18E を実数体 R 上の線形空間とする。
P を E の頂点付き凸錘(>>71, >>72)とする。
E の元 x, y の関係 x ≦ y を y - x ∈ P で定義する。
≦ は E の前順序であり E はこの前順序で前順序線形空間(>>75)となる。
このとき、P = { x ∈ E | x ≧ 0 } である。
証明
>>77 より
(1) P + P ⊂ P
(2) 任意の λ > 0 に対して λP ⊂ P
となる
x ≦ y, y ≦ z とする。
z - x = (z - y) + (y - x) ∈ P + P ⊂ P
よって x ≦ z である。
P は頂点付きだから 0 ∈ P である。
よって任意の x ∈ E に対して x ≦ x である。
以上から ≦ は前順序である。
x ≦ y なら 任意の z に対して (y + z) - (x + z) = y - x ∈ P
よって x + z ≦ y + z
(2) から x ≧ 0 なら λ > 0 に対して λx ≧ 0
よって E は前順序線形空間である。
P = { x ∈ E | x ≧ 0 } は明らかである。
証明終
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