>>655
その問題で x>0 と書くのと x>4 と書くのでは意味が違う。
式の上っ面だけを見ずに、その式が意味するものを考えればわかるようになる。
条件の式を書く前に、日本語で考えてみよう。

x>0 と書くのは、 「長方形なのだから一辺の長さは0より大きい」と言っているのと同じ。
一方、 x>4 と書くのは、 「長方形の一辺から2の長さをふたつ切り取っているのだから一辺は4より大きい」と言っている。

どちらを書くべきかという強い理由はない。 その後の計算で、答が出るのなら、どちらを書いてもいいのだ。
国語の作文にただひとつの正解がないのと同じで、数学の推論も正解がただひとつというわけではないのだ。

ただし、後者を書く場合は、前者よりは複雑な推論を含んでいるので、いきなり x>4 とは書かずに
なぜx>4なのかの説明(2cmをふたつ切り取っているから、とか)を書くようにすると採点者に誤解がない。

もっとも、x>0では答が定まらず、x>4のほうを使わなくてはならないような問題も存在する。
そのような問題では、後者を(説明と共に)書くように。