代数的整数論 008
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0540Kummer ◆g2BU0D6YN2
2007/10/20(土) 15:55:14K を可換とは限らない体とする。
| | を K の自明でない絶対値(過去スレ006の414)とする。
E を K 上の位相線形空間とする。
0 の任意の近傍が E の 0 でない部分空間を含めば E は
ノルム付け可能(>>539)ではない。
証明
E の位相が E のあるノルム p により定義されるとする。
W(1) = { x ∈ E | p(x) < 1 } は 0 の近傍だから
E の部分空間 F ≠ 0 を含む。
x を F の 0 でない任意の元とする。
任意の λ ∈ K に対して λx ∈ F ⊂ W(1) だから
p(λx) = |λ|p(x) < 1 である。
| | は K の自明でない絶対値だから 0 < |λ| < 1 となる
λ ∈ K がある。
任意の整数 n > 0 に対して |λ^(-n)|p(x) < 1 である。
よって、p(x) < |λ|^n
n → ∞ とすれば |λ|^n → 0 だから
p(x) = 0 である。
これは x ≠ 0 に反する。
証明終
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています