>>256
私の書き方が悪かったようだ。「分配法則」の効用を説明するべきだったな。
たとえば、54 * 7 を計算するとき、分配法則を使うと:

   54 * 7 = (50 + 4) * 7 = 350 + 28 = 378

というふうに計算できる。というより、君が筆算をやっているときにも分配法則は(そうと意識しないうちに)
使っているわけ。分配法則は引き算に対しても成り立つから、こんな風に計算しても良い:

   54 * 7 = (60 - 6) * 7 = 420 - 42 = 378.

ところで、負の数を導入すると、「引き算の分配法則」なんて分ける必要はない:

   54 * 7 = (60 + (-6)) * 7 = 420 + (-42) = 420 - 42 = 378.

もうすこし分配法則を酷使してみよう。

   0 = 0 * (-7) = (3 + (-3)) * (-7) = -21 + {(-1)^2 * 21}

だから、結局 0 = -21 + {(-1)^2 * 21}。両辺に21を足したら、21 = (-1)^2 * 21。こういう計算を何度も
やっていると、次第に慣れてくる。「下手の考え休むに似たり」とも言う。手を動かしてみろ。