私の母は昔から体が弱くて、それが理由かは知らないが、
母の作る弁当はお世辞にも華やかとは言えないほど質素で見映えの悪い物ばかりだった。
友達に見られるのが恥ずかしくて、毎日食堂へ行き、お弁当はゴミ箱へ捨てていた。
ある朝母が嬉しそうに「今日は〇〇の大好きな海老入れといたよ」と私に言ってきた。
私は生返事でそのまま学校へ行き、こっそり中身を確認した。
すると中にはめちゃくちゃなゴキブリの死骸や、黄色くなったアヤシイ物体がたくさん入ってた。
とても食べられなかった。
家に帰ると母は私に「今日の弁当美味しかった?」としつこく尋ねてきた。
うん、おいしかったよ。と私は答えた。
誰がやったかはわかっていた。悔しくて涙がこぼれた。

そして私は自殺した。
その後、母親は私の弁当箱を開けてみた。
中には自分が入れたものではない、見るのもおぞましいものたちが沢山入っていた・・・