もしもタイムマシンにのって、ガウスに電磁リレーの仕組みと、
それをつかってAND回路OR回路NOT回路が出来ることと、二進の全加算器(1桁分)
が構成できるということを伝えたら、彼は早速リレー計算機の構想を始めて
論理回路理論を完成させてしまいかねなかったと思う。

彼とウェーバーがドイツで鉄道のレールを使い、検流計で腕木通信に似せた
通信のデモをしたという話を大西洋上で聞いたモールスは、さっそく
ガウスたちとは違い、アナログではなくてデジタル符号化によるモールス
通信を発明して、ここにデジタル通信が幕を開けた。