日常的に時間を分母に使う(単位時間当たりの量を使う)のは
日常的に使う時間の単位の計算が非常にややこしいからではないだろうか?

たとえば、ある物体の移動速度が、非常にゆっくりから非常にはやくまで変化する場合を考えてほしい。

単位時間当たりの移動量とした場合は、単位時間をたとえば時間に決めてしまえば
分子側の単位が変わっても、つまり それが1mm/h でも 25cm/hでも 40m/hでも 5000km/h でも
直感的に それがどのくらいの速度なのかが理解しやすい。
それぞれの速度が具体的にどれくらいの速さかという意味ではなく、それぞれがどのくらいの比なのかって考えると
わかりやすいだろうか。
また、分子側の単位を変えなくても それがどのくらいの量なのか 20000mm/h が 20m/hだと理解するのに
桁をずらすだけですむ。

これが逆な場合を考えて欲しい。   「単位量あたりの時間」を速度としてみると
1ms/km や 10s/km ならいいが 10min/km や 17h/km や 1day/km がどのくらいの比なのかが直感的にはわかりにくい。
1day/km が 10min/km にくらべてどのくらい遅いかなんて、紙と鉛筆や電卓がないと正直わからん。
かといって、全てを秒で統一するのも、研究室内だけなら問題は少なそうだが
80000秒 や 80ks が 一日よりどのくらい短いのかとを日常的に直感的に理解できるようになるまでは
相当な訓練が必要そうだし、 日常的に全部を秒で表すなんてのも、
「俺、近々568Msになるんですよ」って言われて
近々飲酒ができるようになるのか、パチンコを打てるようになるのか、それとも被選挙権か?
なんて、さっぱりわからんからやはり却下だろう。