共通鍵暗号の仕組み(5)
13.ストリーム暗号の解読:疑似乱数生成の出力系列を入手して、
   それを数学的に解析することによりシード鍵を推定する。これも全数探索
   するなら、2の256乗の試みでシード鍵が見つかる。
14.現実のストリーム暗号:既存の攻撃(高速相関攻撃、代数攻撃など)
   に対して短時間で解読できないことを保証するのが精一杯である
15.高速相関攻撃は前処理と実処理の2部構成であり、あまり効率的
   ではない。代数攻撃は非線形連立方程式を効率的に解く数理的アルゴリズム
   であり、強力である(グレブナー基底法はこれに属する)。
16.まとめ:全数探索以外に解読不可能を保証できるストリーム暗号
  (疑似乱数生成法)を構成したいが、現在、これも難しい。数理の研究
   としてあきらめたくはないが、現在、方策はない。物理的なストリーム暗号
   がそれを実現できる可能性を持つことを否定できないことは解っているが、
   個人的には嫌いである。暗号に物理を入れてほしくないな。