>>685
定理・証明という体裁はちゃんとしているが、
なにぶん著者が完成前に39歳で急になくなったので未完成の感がのこる。
もちろん広中平祐と森毅の二人によって一応完成はされている。

著者の独特の語りには好き嫌いがはっきり分かれる。
少し例をあげるだけでも
「最後のアハハに、すっかり毒気を抜かれて、3人は内ゲバする元気もなくなってしまった」
「仮定が明確でなければ、結論がさまざまになることは、憲法第9条に限ったことではない」
「A君は一目惚れの彼女に熱烈な手紙を出したが遂に返事はこなかった」
こんな具合。

はっきり言って他にいい本はいっぱいあるというのが感想。