某企業で、男は次期部門長の面接をしていた。 彼は簡単な算数の問題を使って、
このポストに もっともふさわしい人材を充てようと思っていたのだ。
その問題というのが、 「2と2で何になるでしょう?」
最初の面接はジャーナリストの男で、答えは「22」であった。
2番目はエンジニアの男。わざわざ計算尺を取り出して、 「答は3.999と4.001の間ですね」としたり顔。
3番目は弁護士の男である。彼は過去の裁判の判例を基にして2と2は4であると証明されている、と自信満々。
最後の面接は会計士の男。 他の応募者の時と同じく、「2と2でいくつ?」の質問をしてみると、
彼は突然立ち上がり、開いていた面接室の戸を閉めて戻ってきた。
席に着くとテーブル越しに、 「いくつにしたいですか?」 と耳打ち。         

最後の男が合格した。