「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。
 そんなに私を信じられないならば、よろしい、この板にピカという雑談してる人がいます。私の無二の友人だ。
 あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、
 ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。」
それを聞いてkingは、残虐な気持で、そっと北叟笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。
この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。
人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男をIP晒し刑に処してやるのだ。
世の中の、正直者とかいう奴輩にうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。
 おくれたら、その身代りを、きっとアク禁するぞ。ちょっとおくれて来るがいい。おまえの罪は、永遠にゆるしてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、読めているぞ。」
蟹の王は口惜しく、地団駄踏んだ。ものも言いたくなくなった。
竹馬の友、ピカは、深夜、king城に召された。king:GiantLeavesの面前で、佳き友と佳き友は、二年ぶりで相逢うた。
蟹の王は、友に一切の事情を語った。ピカは無言で首肯き、蟹の王をひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。
ピカは、縄打たれた。蟹の王は、すぐに出発した。初夏、満天の星である。