>>63
たしかにカントールの生涯という意味では興味深かった。

難点は、中途半端というかヘンな具合にカバラねたをもってきたり、
説明が雑(記号の説明やらが後ででてくるとか)、
ケアレスな間違いがあったり(「対角線論法」という用語をヘンなところで
用いている[指摘してあるサイトもすぐみつかる])、
カントールのすごさを紹介するというよりは、やたら、すげー、すげーと書いてある
ようなところ。

対象読者ってものがあるから、いくつかの欠点だけで本を丸ごと否定はできない
けれど、説明するからには(解説する範囲のことは)、きちんと順序だてて
説明してほしいと思う。

なお、数学者やその壮絶な取り組みを描写し伝える筆力という意味で、moriyama.com
の フェルマー本のレビューを見ると参考になると思う。
氏(サイエンスライター)は、アクゼル本を読んで、「ふーん」と思ったそうな。
特に悪いとは思わず、それほど面白いとも思わず、そんなもんかという感じだったらしい。
(再確認まではしてないので、うろ覚えの印象)
ところが、サイモンシン本を読んでみて、どえりゃー感動したみたいなことが書いてある。
(同上)